Namaste! Nepal Tour Report 
  
2002年12月29日〜2003年1月4日

【参加者からのお便り】


【姉妹で参加してくださったS.Mさんより】
   
  ネパールツアー.それは言うなれば、「乗りまくり、食べまくり、感動しまくりツアー」でした.

  まず「乗りまくりツアー」.
ネパールでのMTBツアーでは、はじめてのロングライドということもあり、ひたすら「疲れたー」を連発していました.でも不思議なことに、日を重ねるごとに疲れはとれて、「もう乗りたくない」がいつのまにか「早く乗りたい」に変わっていたのは言うまでもありません.道端にはあらゆる動物がいて、子供が「ナマステー」とか「ハロー」とか声をかけてくれる.そんなところを走って楽しくないわけがありません.うーん、満足満足という感じでネパールMTBツアーを無事終えたのでした.

  そして「食べまくりツアー」.
とにかくネパールは野菜がおいしい!それから、ネパール料理もおいしいです.あと忘れちゃいけないのがモモです.これは餃子に似た食べ物で、丹羽さんの知人のチベット人のお宅でモモ作りを教わり作ったものをみんなでいただいたのですが、本当においしい.何個でもいけますよ〜.実際自分でも何個食べたかわからないほど食べました.そんなネパールでの食事の欠点は、おいしい上に安すぎることですね.あんなに自転車で走ったのに帰国したときには体重が増えてました.まぁいいんですけどね.

  とても「感動しまくりツアー」.
とにかく、ネパールは自然豊かで、歴史も古く、人間も素朴だったりして素晴らしかったです.自分の感動を人に伝えたくて何度も写真のファインダーをのぞくのですが、ファインダーを通して見るネパールは、私の見たネパールの魅力の10分の1程も伝えてくれないような気がしてもどかしかったことを覚えています.そこに山があり、花が咲き、野牛やヤギがそこらじゅうでムシャムシャ草を食べていて、子供がナマステーと走り回り、おじさんやおばさんがナマステーと微笑んでくれるだけでとにかくいいんです.これは、本当です.私にとっては未知の世界でした.

  最後に、このツアーを企画しガイドしてくださった丹羽さんにお礼を申し上げたいと思います.何度もくじけそうになった私を、励ましてくださったおかげで無事にツアーを走りきることができました.またMTBはもちろん、ネパールやチベットの歴史や食文化、植物などに関する丹羽さんの知識の広さには驚かされました.今度はネパールやチベットのことをもっとよく知ってから、再度ツアーに挑戦したいなぁなんて考えています.
ネパール万歳! ネパール最高! 絶対もう一度行くぞ!


【参加者のK.Fさんから送っていただいたツアーの感想です】

  おととしの秋のやまあど火星ツアー、いや大島ツアーからはじまりやまあどにお世話になること早1年で、まだまだ初心者の域を逸脱していない私がネパールという響きに誘われて、思わず参加表明してしまったわけですが・・・。

  大自然の中のシングルトラックは楽しくって楽しくって(のぼりはハードだったけど)ご飯がそりゃぁもう美味しくって世界遺産もばっちり見れたしヒマラヤもどっかーんでした。どれもこれもすごく楽しくって満足で、サイコーって感じでした。・・・多分、このことについては皆さん、それぞれ感想を書いてくださると思います。で、今回は自分なりの視点で思うところがあるので、それについて書こうと思います。

  ネパールを旅していて、常々思ったのが「豊かさって何だろうなー」ってことです。ネパールで生活している子供たちが日本の子供たちより幸せに見えて仕方がなかったのです。金銭的には日本には遠くにも及ばないし、教育も行き届いているとはいえないと思うけど、あの笑顔に関しては遥かに上です。家族が一緒に助け合って生活していて慎ましくも幸せなんだろうなと。日本は本当に幸せなのかな、って考えさせられました。

  あとはチベットの方々との交流です。今回はガイドのソナム氏の計らいで尼寺に連れていってくださったりソナム氏のお宅に訪問したり、丹羽さんの交流があるチベットの方のお宅を訪問したりと何かとチベタンの旅だったわけですが、これがある意味、ショックでした。私は大学で教育学部を出て、しかも地理学の学士をとっているにも関わらずチベット難民のことをぜんぜん知らなかったのです、その歴史的背景や信仰について。日本にいると宗教と国の関係が生活に密着することがないので実感がまったく湧かないのですが、現地に行って、生生と肌で感じました。
「世界中が平和でありますように」と口で言うのは簡単だけどそれは平和ボケしている日本人だからいえることなのかな。実際にはすごく重みがあるべき言葉だと。とはいえ、チベットの方々の生活に悲壮感があるわけではなく、穏やかに暖かい人々であって家族であって。

  今は一OLだけど、もし今後教師になることがあるならばこういうことこそ、子供に教えなければならないし、実際に子供たちには考えてほしいと思います。教師になっている友人は多いので、このことはぜひ伝えたいと思います。

  思うことがまとまらないまま、書き綴ってしまったので文章が支離滅裂なような気がします。ともあれ、2003年のスタートは思いがけないものになったと思います。そしてそんな機会を与えてくださった丹羽さんにすごく感謝しています。そして、現地でとってもお世話になったソナム氏やラジオにも。そしてそして、今回一緒に旅をした皆さん、ありがとうございます。皆さんとスタッフの方々と一緒だったからこそ、こんなに楽しいツアーになったと思います。今後もやまあどには参加していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。



ツアーレポートへ(1) (2) (3) (4)


  ツアーレポート一覧へ    HOME