Namaste! Nepal Tour Report 
  
2002年12月29日〜2003年1月4日

【2003年1月3日 日帰りMTBツアー】


そしてその翌日。カプチーノとシナモンロールが朝食でした。これがまたウンメエ
 食べ物 その4 パン
   
  ネパール通い17年目のボクがイチバン進化したと思うのはパンの味。これはヨーロッパのツーリストが多いから、それに合わせたということなんだろうけど、とにかくズッシリしていてウマイ。それで作るサンドイッチもたまらんし、朝食に食べる焼きたてのクロワッサンやキッシュなんてもう笑いが止まらない。ちなみにツアーの前に、アンナプルナという山域を走ったときは、クルマも通らない山の中にベーカリーがあって、朝、焼きたてのシナモンロールを食べたときは、正直涙ぐみました!



とってもチベタンなツアーでした B 尼寺
   
  カトマンズ近郊のワンデイライドに出かけたときも、尼寺に寄ろうといったのはガイドのソナム氏。彼の出身地の多くの人は、村を離れ、カトマンズ近郊で暮らしているので、村にあった尼寺をそのままカトマンズにも建ててしまったというワケです。村人たちの寄付や奉仕労働によってできたというのがまたスゴイ。
女性どうしだし、きっと何か感じるものがあるのではとの想いが彼にはあったようですが。ともあれ、お茶(バター茶!)をご馳走になり、そのままお昼ご飯まで頂いてしまいました。
それにしてもあのお寺からのヒマラヤの山々は、ホントにキレイだった!


尼寺で、尼さんたちと一緒にパチリ


本日はヒマラヤをドカ〜ンと眺めるのが必須命題。ということで郊外の尼寺までヒルクライム。お茶と昼ご飯をご馳走になりました

絶対にヒマラヤを見るのだ!
   
   
というわけで、1月3日のカトマンズ近郊シングルトラックライドでは、ヒマラヤドカ〜ンが至上命題。ガイド氏と話し合ってそんなルートを決定。ガイド氏は「このあたりは朝、霧が立ち込めて、気温が上がる11時くらいに晴れ上がる。出発を遅めにすれば、ヒルクライムして振り返ると山々が連なって見える」とアドバイス。まさにそんな感じでしたよね!


そしてヒマラヤがドッッッカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!


やったぁ〜1


やったぁ〜 2
この日はTATAが風邪でダウンしたので、
まさしくネパールハーレムツアーでした。ガハハッ!



やったぁ〜3
そして軽く登り返すと、それまでに見えなかったヒマラヤが顔を出しました。これ、喜びの表現です


そしてシングルトラックをつないで、ひたすら走るのです


そしてそして、夢見ごこちで下っていくのです


もう縦横無尽って感じでシングルトラックが続きます


その夜はイタリアンが経営するピザ屋で祝杯。
カトマンズのマルゲリータ、もうメチャウマ!

食べ物 その5 世界の料理
   
   カトマンズはいながらにして世界中の食べ物を味わうことができる。っていうとちょっとオーバーかもしれないけど、あながち言い過ぎでもないのです。っていうのはカトマンズというところは、ヒマラヤみたさに世界中からツーリストが集まるところ。
  ネパール好きになった旅行者がレストランを経営するようになったり、あるいはネパール人を自国に連れて行って料理のトレーニングをさせたり…。ということで日本食(結局最後まで日本食は食べに行かなかった…)はもちろん、ピザなんかメチャウマだし、パスタやラザニアもサイコー。コリアンもあなどれない。あ、もちろんネパール料理もうまかったです。



最終日、ガイドのソナムがTシャツをプレゼントしてくれました。
ソナム、ヤンギャルジョンヨン(また会いましょう)!



【おまけ】
トレッキングから見たMTB
   
  みなさんを見送った翌朝から、世界でもっとも美しいといわれるランタン谷のトレッキングに出かけました。歩きの旅もまたいいものです。氷河がググッと迫り来るところまで行けるのは、歩きならではの魅力かなと。
  で、気になったのは、通りがかる人の、ほとんどすべてが客引きだということ。ネパール人とすれ違うとかならず「今日はどこまで行く?」、「あの村に行ったらここに泊まれ、OK?」と迫る。うんざりしてきたので「NO」というといつまでもついてくる。3歳くらいの子供が「Namasute, you stay ××lodge」といってくるのにも驚いた。ランタンの谷筋に親戚が散らばっているからなのだが、外国人=お金という図式があまりにもいやらしかった(景色がスバラシイだけに)。ネパールの代表的なトレッキングルートというと、それほど多くはないので、外国人が集中し、それに依存することになるのは仕方がないのだが。
   その点、MTBで旅をしているときは、子供たちが純粋に、珍しそうにして追いかけてくる。もう、その目つきが違うのだ。MTB、それから外国人を見るのが初めてとはいわないが、とにかく珍しいので好奇心に駆り立てられて走り出し、いつまでもナマステ〜、とかハロ〜って叫んでくれる。学校の前を通りがかるときは声援の嵐だし、ときには100m以上も離れた川の対岸から、姿は見えなくとも叫ぶ声だけが聞こえてくることもある。確かにトレッキングしながら仰ぎ見る山々はスンバラシイ。これには異論はない。でも、観光客がどっさり訪れるところよりも、そうでないところの方が、絶対に人との出会いは印象的だと思う。MTBってとっても人のことが印象に残るものなんだな〜。
だからMTBっていいんだよな〜、って思ってしまうのであった。




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