自転車でモンゴル -砂漠から草原キャラバン-
 ツアーレポート
 
  
2010年8月7日〜8月14日



8月9日 一日中、大草原



5朝食前に皆さんが散歩に。
ゲルのそばで、大きな頭蓋骨を発見。
 馬? 雄?
などといろいろと憶測が飛び交うと、現地の遊牧民はサクッと教えてくれた。

そしてアムチ(チベット語でドクター)が、脊椎や神経の通り道、
脳の大きさなど、いろいろと興味深い解説に、朝からヘェ〜〜〜〜 が草原に響き渡った。





ゲルの朝食。
モンゴルでは牛乳として飲むことはなく、ヨーグルトやチーズに加工する。
チベットやペルーでも同じかも。
新鮮なヨーグルトがウマイんだなぁ。


ちなみにこれはウランバートルのキオスク(商店)で買出ししたウォッカ。
チンギス・ハーンの名前を冠したものを全部買った。
1日1本と決めて、みんなでセーブしながら飲んだわけです。


さあ、今日から自転車キャラバンが始まるぞ〜!
お〜〜〜〜っ!

といいつつ、数十分後にいたのはゲル。
ゲルを見かけたら必ず立ち寄る。これが遊牧民のルールなのです。
これが草原の情報通信の仕組みであり、互いの絆を深め合うことだと見た。

チーズや干し肉などを薦められるわけではなく“勝手に?”くらいの感覚で頂く。
これがモンゴル流。
ふところ、広いなぁ〜!


そしてまた、草原を行く。
ハーブの香りが気持ちいい。
同じ飛行機で来た乗馬ツアーのグループを、自転車で抜き去る。


草原の向こうにサポートカーを発見。
木陰で(日差しが強い)ランチ。

草原ランチ&各自写真撮影。


ランチの後はお昼寝。
吸い込まれるような青空を眺めつつ、いつの間にかうとうと・・・。


草原にもシングルトラックはあるのだ!

ゆるやかな丘をいくつか越えると、
(アウターギアで登れた)
キャンプ地が遠くに見えた。
なんて素晴らしいロケーション!

到着したらみんなでゲル作り。


1)まずは出入り口を南に向けてセット。どこでもドアだ〜!

2)ドアから円を描くように、壁となる木組みをセット。

3)屋根の中央部の円の木枠に、ポールを指して、
壁に紐で結ぶ。


4)屋根となるシートをかけ、

5)草壁にもシートを横から巻きつけて、

6)紐で縛って、草原にシートを敷けば出来上がり。
日本人が手伝って(邪魔をして?)20分ほど。
これでゲル(モンゴル語で家)ができるのだから驚き。
居住性は◎◎◎
なんて素晴らしいロケーション!


ゲル作りを終えたら、日本語ガイドのゾルは
近くの(1kmくらい?)離れた沢に、ビールを冷やしに!
働く働く!


そして日本人御一行は近くの丘にトレッキング&
人によっては自転車担いでサイクリング。


草の海を下るニワの姿、分かりますか?


キャンプではキッチンスタッフがおいしい食事を用意してくれる。


虫が出てきたらスタッフは乾いた馬糞を燃やし、虫除けにしてくれた。
(まったく臭くない&効果テキメン!)


冷えたビール&おいしい食事&ウォッカを楽しみ、
そして流れ星を眺めながら、草原の夜は更けていきました。



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