自転車で行くチベット・ラサ & 自転車でヒマラヤ縦断 ツアーレポート 
  
2009年9月17日~9月30日



<9月26日>

ヒマラヤを〝ビールに向けて″下る・下る・下る!


10日間くらい私たちをサポートしてくれたスタッフたち。
彼らとの別れは、本当に寂しい。



延々下る・下る・下る!
3000m台にになると、日本の北アルプスの稜線のような雰囲気に。

思えば5000mオーバーの峠では、草もわずかだったのが、
4000mになると草が出てくる。
3000m台に突入したこの辺りは、ようやく低木が現れる。


やがてささやかだった川の流れは、深い谷となって、
轟音を立てて流れている。
道は崖をえぐったようにして続く。

そして着いた国境の町・ザンムー。
標高は2500mほど。
今日だけで標高差にして2000m下った。酸素が濃い!


ということで、夕食では久しぶりのビール!


ということで、夕食では久しぶりのビール!

この食堂はチベット東部・アムド地方から来たオーナーの店。
アムドのチベット料理を堪能。

明日は国境を越え、ネパールへ。
チベットに後ろ髪引かれる思いと、中国脱出の思いが入り混じる・・・。



<9月27日>

ネパールの亜熱帯世界に突入!


朝イチバンで国境を越え、ネパールに入国。
振り返るとチベット側の町・ザンムーが、壁にへばりつくようにある。
その向こうに広がるチベット高原から走ってきたのだ!

すれ違う人とは「ナマステ~」


子供たちも「ナマステ~」といって、走って追いかけてくる。
この人なつっこさがネパールだ!

道端にはバナナが茂り、山の斜面にはずっとずっと上まで、段々畑が続く。
これがネパールだ!


道端で洗濯中の親子。
ちょっとお邪魔して、頭から水をかぶる!これが亜熱帯のネパールだ!


お昼はカレー。ネパールの定番のダルバート。
豆スープをご飯にかける(その他にもカレー味のオカズ多数)。
手で食べるのがウマイんだ!

水しぶきを浴びながら、どんどん下る。


そして標高600mまで下り切ったところでゴールし、バスでカトマンズへ。
5150mの峠から、3日間かけて約4500mのダウンヒル!
チソ・ビアル・ディヌ~ス! (冷たいビール、ちょーだい!)




<<BACK  NEXT>>


  ツアーレポート一覧へ    HOME