秩父三十四箇所自転車巡礼 (秋)
 ツアーレポート

  
2010年10月16日〜17日



去る土日で開催したのは風カルチャークラブの10/16(土)発 秩父三十四箇所自転車巡礼。ツアー内容は次のとおり。

「四国八十八箇所霊場巡りとともに、庶民の信仰を集めてきた巡礼道の秩父三十四ヵ所巡り。2010年の秋と2011年の春、それぞれ1泊2日を使って、三十四ヵ所を結願(完走)しましょう。秋巡礼では主に、のどかな郊外に点在する札所を、春巡礼では、秩父の市内の札所を中心に巡ります。徒歩、あるいはクルマなど、多くの巡礼者たちとすれ違い、手を合わせる姿に思いもひとしおとなるでしょう。アップダウンもありますが、サポートカー付きですのでご安心ください。」

秩父エリアにあるとはいえ、市内だけでなく、郊外にも結構ある。あれこれ悩んだ末、まだ暖かいこの時期は郊外を、来年3月に予定している春巡礼を、市内中心に巡ることにした。*郊外は突然の名残雪、ということもあるし。

<<10月16日(土)>>

札所の番号どおりに回るよりも、自転車で走るルートのつながりを優先。
ということで13番のお寺に7名様+ニワ+サポートカー担当スタッフが結集。


早速、巡礼用の衣装や納経帳などを買い込み、
巡礼モード全開!



集合したお寺は、駅に近いこともあって、
こうした巡礼用の品々が売られている。

スタート前にしっかりお参り。
手を合わせる姿って、美しいです。


市街地を出て郊外のお寺へ。
「南無観世音菩薩」と書かれた白衣を着て走ると、
クルマもよけてくれることも多い。

お寺は道路から階段を上がったところにあることも多い。
これも功徳。


納経所にて御朱印を頂く。
筆の流れる様子は、どこも納経所でも見とれてしまう。

札所のあるお寺の入口には、お茶屋さんがあるところも。
「お疲れさま」
とお茶を勧めてくれるのがありがたい。


秩父三十四箇所は市内に集中しているものと、郊外に点在していものがある。
今回の「秋巡礼」は、郊外(青の四角)を巡りました。



道のほとんどは、のどかな路地。

走っていくと、神社に土俵が・・・。


とあるお寺では、本堂の他に「奥の院」も。
三百余段といわれる階段を登る。
まるでトレッキング?
これもまた功徳を積むことに!

神社の天井には、力士の名前と、得意な決まり手が描かれていた。
こんな発見が連続するのも、小回りの効く自転車ならでは。


飲むと三十三ヶ月長生きするという延命水。
たっぷり頂きました。



山の上からは、観音様が微笑んでいました。

お昼はお寺の前の蕎麦屋さんにて。



デザートのところてんも美味しかった。


静かな山村に、巡礼路は続く。


武甲山がどこからもそびえていた。
山を削った跡が、ちょっと痛々しい・・・。

すれ違う巡礼者。
年季、入っています!


秩父鉄道の駅。
なんだか子供の頃を思い出すような風情にドキドキ。



お寺からお寺を結んで走る。

そして16時半に、山あいの温泉宿に到着。
お湯で温まって、消費したエネルギーを取り戻しました(?!)


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