自転車でペルー
ーアンデスからアマゾンへー ツアーレポート
 
  
2008年4月24(木)〜5月5日(月)



◆4/27 標高3800mのパッチワークの丘をMTBで駆け抜ける



アンデス山脈を見上げる広大な丘を走ろうというのが、この日のプラン。
この丘は見渡す限りが畑になっている。
同じ作物を植え続けると、土地が痩せて、収穫効率が悪くなるため、
麦や豆、ジャガイモなどを、ローテーションで植えているとか。
そのために、丘全体がパッチワークのようでことさら美しい。



走行開始前に朝イチにちょっと立ち寄って買い食い。
インカ時代からきっと変わってないんだろうなあ。

市場には食料品、衣料品、生花など生活品がいっぱい。

そしてMTBで走行開始!


アンデスの民の生活圏を、ちょっとお邪魔。

道端というか畑で機織なんて、アンデスらしいなぁ。



走っていると大人も子供も珍しがって寄ってくるのは
チベットもペルーもおんなじ!


ちょうどジャガイモの収穫時期で、家族総出でお仕事中。
手招きされるがままに、ちょっとお邪魔。
こんな体験って、自転車ならでは?!

石を積んで、中で草を燃やし、ジャガイモを蒸し焼きにする。
行ったときは、まだ火が通っていなかったので食べられなかったけれど、
他にいろいろなものをご馳走になった!



ランチは現地スタッフが用意してくれた。
絶景の中でサイコーの食事。


インカ時代の農業実験場といわれる、モライの遺跡。
高度の違いによって温度差が生まれるのを利用したとか。 



そしてアンデス山脈を眺めながら、走り続ける。

いつまでも走っていたいと思わせる、ゴージャスな風景が続く。
ペルーに来てよかった!自転車に出会えてよかった!
地球に生まれてきてよかった!



山の中腹から湧き出る塩水によってできている塩田が本日のゴール。。
アンデスが隆起したときに、海水が陸封されたのが、長年に渡って湧き出しているとか。
この塩がウマイんだなぁ。



〜ペルーの食べ物〜

ペルーの食べ物は辛いと思っていた。メキシコのサルサソースのイメージが強いせいだ。
だが、これは大間違い。日本人の舌にも馴染みやすいマイルドさがうれしい。

で、ペルーでおいしかったものとして、真っ先に浮かぶのがスープだ。(スペイン語でSOPA ソパと呼ぶ)
豆やパスタ、お米が入っていて、それだけで食事となってしまうくらいのものもある。
標高の高いところで、消化がよくて栄養価の高く、そしておいしいとなると、とってもありがたい!





そんなことで今回ご参加の7人+スタッフの総勢9人は、レストランに入るたびに、
全員が違うスープを頼んで、互いにシェアし合って楽しんだ。


そしておもしろいのが、同じ名前のスープでも、場所によって、かなり違うこと。
使用する具材は大体同じなのだろうけれど、その調理方法は作る人次第なのだと思う。
だから、毎回どんなスープが出てくるのか、楽しみで仕方ない。


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