自転車でペルー
ーアンデスからアマゾンへー ツアーレポート
 
  
2008年4月24(木)〜5月5日(月)



 去年の夏に初めてペルーの地でペダルを踏んだときに、この感動をいろいろな人と一緒に味わえたらなぁと、強く思ったのが、今やなつかしい。その後もアンデスへの想いを募らせてきたが、今、改めて期待に心躍らせるのは、このツアーでどんな人と出会えるのか、ということ。自転車は冬山登山のように、雪をかき分けて進むものでもない。道という、人が暮らすためにあるところをお邪魔するもの。その意味で、とっても人との出会いがいっぱいな旅の手段だと思う。

コンドルが上昇気流に乗って滑空するアンデスの峠から、アマゾンの熱帯雨林へのダウンヒル。
景色、人、食・・・、期待は高まるばかり。(もう高山病?)

7人のみなさんと、どんな旅になるのか、今からワクワク(眠れない!)。

◆4/25 リマ⇒クスコへ


アメリカ・ヒューストンで飛行機を乗り換え、赤道を越えて、首都リマへ。
リマからペルーの国内線でクスコへ。
飛行機の窓からはアンデス山脈や、氷河などが目の前。
もう時差ボケなんか吹っ飛んで、ワクワクドキドキ(高山病?)


クスコから車で約2時間、聖なる谷のウルバンバへ。
レンタルバイクのフィッティングをして、いよいよ走行開始!

ウルバンバ川というアマゾンの源流のひとつ沿いに、カラダ慣らしを兼ねての〜んびりと走行。
標高3000m近くに滞在するので、とにかくのんびりと走ることが大事なのだ。


吊橋を渡って、鉄道沿いを走行。
実は直前に、砂利が巻かれたりしていて、結構走りづらかった(誤算)。

とうもろこしの収穫風景もあったりして、なかなかアンデスなのだ


15kmほど走って、オリャイタイタンボという、インカ時代の遺跡が残る町に到着。


赤いポンチョを着た村人たちが、普通に暮らしている様子は、
まるでタイムスリップした気分。



ほんのちょっと町からな離れた、静かな宿に4日間泊まる。
さあ、楽しい日々の始まりだぁ!



◆4/26 マチュピチュ観光

一生に一度は見てみたい・・・! ペルーといえば、天空の遺跡、マチュピチュ
というわけで、本日はマチュピチュ観光!


泊まっているホテルから徒歩5分で駅。

ビスタドームという列車1.5時間+バス30分ほどで、遺跡へ。
列車からはアンデスの白い山々が眺められます。



マチュピチュ到着!早速リャマがお出迎えです。。


こに来て感じるのはその高さだ。
遺跡の周囲は、大きくカーブする深い渓谷に囲まれている。
これでは侵略してきたスペイン人が見つけれられな いだろうなぁ。
このあたりがどうしても写真ではなく、そこに立ってみないと分からないと思う。。



遺跡とアンデスに囲まれた、静かな展望ポイントで、日本から持参したSAPPORO CLASSICを大地に流して祈った。
昨年夏、これを一緒に飲んだ大切な人の魂に、祈りを捧げた

インカの遺跡で驚かされるのは、石を扱う技術だと思う。
これもいかに自然を生かすか、だろうとけれど。



自然の地形を巧みに使って、石を切り、巧みに積み上げる。
インカの技術はすごいなあ。

この遺跡は日時計の役割も果たし、冬至のときに延びる影の
位置まで計算されて作られています。



この遺跡から駅のある谷底を見下ろす。
ジグザグの道をバスで登ってきたわけだ。

昨年、楽しませてくれたグッバイボーイは、今年は現れなかった・・・。
ちゃんと学校に行って、勉強しているのか〜?
元気にやってるか〜? 今度は現れてくれよ〜!

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