ツアーレポート

  2月27日(土)〜28日(日) 西多摩MTBミーティング

   2/27(土).28(日)の両日、西多摩MTBミーティングを開催。ご参加の皆さま、ありがとうございました。

いつも里山ツアーを開催している西多摩地域で、1泊2日のツアーを開催。初級、中級、上級と3つのグループを作り、昼間はタップリとライド。加えて夜は、パネルディスカッションをメインとしたミーティングをしましょう、というもの。パネルディスカッションでは
・日本のトレイルは私有地が多い
・末永くマウンテンバイクを楽しむためには、地主との良好な関係が重要
・トレイルメンテナンスなどの重要性   (これはアメリカのスペシャライズドが、ずっと支援していること)
・とはいっても、他人の土地を勝手にいじることはダメなので地域とコンタクトをする、というのが重要
ということをを知って頂けたと考えています。


【ライド編】


初級、中級、上級と3つのグループを作り、昼間はライドライドライド!
残念ながら、この週末は雨・・・。
(土曜日はほとんど降られなかったけれど)


ハイカーの横を、突然マウンテンバイカーがすり抜けたら、
どのくらい怖いかを体験。
(ハイカーズシミュレーションと呼んでいます)


住宅地のすぐ裏に、こんな風景が広がる。
シングルトラックをガッツリ、というのでなくとも、のんびりと里の道も楽しい。
素晴らしい地域だ!



今回、地元出身で元環境省レンジャーの方が参加。
走っている途中で「これが活断層なんですよ」なんて教えて頂いてビックリ!


ニワ担当の初級グループは、土曜日に武蔵五日市七福神巡り。


こんなシングルトラックを交えながら走れるのが、この界隈の魅力!
・・・とはいえ、日曜日は、雨天のためコースは短縮。道を荒らさない走り方を路面を見ながら考えました。



去年、道普請したところを確認!

道普請をしたときに路面がえぐれていた
ところに埋めた、岩もチェック

、乗車したままの下りで後輪がロックしそうなところは、
積極的に自転車から降りて、歩く、などを実践。


今回、3つのコースに参加していただいた皆さんです!


【ミーティング編】



パネルディスカッションのパネラーはこちらの皆さん。(ありがとうございました!)

中沢清氏:ローカルライダー代表(サイクルショップ ナカザワジム)
鈴木敦氏:マウンテンバイカーと地域のパイプ役:(JR武蔵五日市駅前 山猫亭)
竹谷賢二氏:アスリート代表(アテネオリンピック 日本代表選手)
丹羽隆志:ツアーガイド

今回の西多摩MTBミーティングは、
・マウンテンバイクは楽しいからみんなもやろうよ!
・そのためには西多摩がいいよ!
というものではなく、

経験者を中心に
・単にマナーを守りましょうということではなく、
・より具体的な提案ができた
と考えています。


今回、奈良から来てくれた巳波(みなみ)さん
彼もまた、地元で活動中で、その経緯や活動内容を、報告してくれた。
お互いに連絡を取りながら進めていけたらと思う。
もちろん一緒に楽しく走りながら!

武蔵五日市駅前のうどん屋さん、初後亭の清水さんは、周辺に山を持つ方。
地権者からの貴重な意見も頂けた。ミーティング後の話で、
「知らない人のイビキはうるさいけれど、知り合いならば許せるもんだよね」
との言葉が印象的だった。

そして今回のテーマのひとつとして考えていたのが「地元を知る」ということ。
マウンテンバイクで走ることだけに集中してしまいがちだけれど、
ちょっと見方を変えるだけで、いろいろな楽しさがある。

そのひとつが、地元の食事。



秋川牛って、なんとなく名前を聞いたことはあったけれど、
自分でも食べたことがなかった。
ということで今回の夕食はこれ。

、夜のミーティングに来てくださった、武蔵五日市駅前の初後亭のうどん。

ボク(ニワ)がアメリカにいたのは1990〜1992年。現地のマウンテンバイカーたちとトレイルメンテナンスなどを行ったこともある。
トレイルメンテナンス=土方仕事=人海戦術。となると、人は多いほどよい。
そんなときに、参加賞の定番がスペシャライズドのTシャツだった。Tシャツ目当てに集まる人も多かった。


「ShareTheTrail」 このコピーは、昔から変わっていない。
トレイルユーザーたちと、楽しみを共有しましょう、というメッセージだ。このTシャツは現行モデル=発売中です。

アメリカでのトレイルメンテナンスについての、メーカーとの折衝は、ボクじゃない人がやっていたけれど、彼らがいうには
「いろいろな会社を当たったけど、結局、スペシャライズドになった」とよくいっていた。
マウンテンバイクを販売するメーカーは数多あるが、トレイル保全に対する意識の面ではスペシャライズドが違っていた。

ボクの中でスペシャライズドというブランドの印象が確立されたのは、この時だ。



ということで今回も、スペシャライズドジャパンより
ボトル、チューブ、ポンプなどを、もれなく皆さんにプレゼント!

今回、スペシャライズドからのスタッフ。
宮内靖さん 竹谷賢二さん 
武井啓太郎さん(スペシャライズドコンセプトトア

(写真に写っていませんが)伊海日聖さん(Garege 高井戸

それからやまアドスタッフとして、
マモさん 徳ちゃん Qちゃん ニワ

MTBは本当に楽しい。いつまでもMTBを楽しむために、一人一人ができること、
皆で出来ることを考えて実践していけたらよいなと思っています。



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