Namaste! Nepal Tour Report 
  
2004年4月29日〜5月4日


3度目となったネパールのMTBツアー。ボクが始めて彼の地を訪れたのは1987年。アメリカ在住の間以外は、1年に1〜2回行っているので、訪問回数は相当なもの。それでも毎回新鮮な発見があるし、現地の人たちとの親交はますます深まるしということで、ボクにとっては、通い続けるとか大げさなものではなく、普通に行き続けることになりそうです!
今回、最も心配だったのは現地情勢。毎日のようにデモが起こり、ためにそれが投石などに発展しているとか。出発前には現地のMTBガイド、旅行代理店から生の声を聞き、また現地ニュースなどにも目を通し、また滞在中も情報収集を怠らず、デモが起こりそうなエリアには近づかないようにしていました。そんなワケで、訪れたのは相変わらずのネパール。道路にはサリーやパンジャビドレスをまとった女性や、なぜか手をつないで歩く男(大人のです!)、自転車、モーターサイクル、リキシャ(自転車タクシー)、自転車、そして牛などがごったがえし、またちょっと郊外に出ると、麦畑の向こうにヒマラヤが広がるのどかな世界でした。


【4月29日 カトマンズ到着】


カトマンズ空港に全員集合。
カタというシルクの布で、歓迎のご挨拶(=チベット流)



まずは無事到着を祝ってカンパイ!
もちろん「チソ ビアル ディノス!」
=冷たいビールください!



ホテル周辺を散策。Nさんの周りにはいつも誰かが・・・。
いつもお供を引き連れているので「若様」と命名!
さっそく現地の楽器をお買い上げです。



カトマンズのMTBツアー会社、DTD(ダウンティルダスク)。
全員がレンタルバイクを使用。
細かなポジション調整にも対応してくれる




突然、民族衣装のパンジャビドレスで登場のKさん。
夕食前にちょっと散歩がてら、買ってきたとか! はまりすぎ!



【4月30日 1泊2日 ナガルコットツアーへ】



朝5時に鳥の声で目が覚めて、カトマンズゲストハウスの屋上になんとなく集まってきたメンバー。
お天気最高だぞ!




朝食はトーストの他に、卵料理や、ジャガイモなののサイドメニューもつく。卵やジャガイモがまたウマイ。ケミカルのないこの国では、すべてオーガニックなのだ!


自転車に乗ると思うと元気が出る!といつも明るいマヤさんは「もう最高!」を連発!


レンガ造りの赤い町並みがカトマンズの特徴。高台から遠望しました。




1泊2日のMTBツアーに出発。交通量の多い市街はクルマで移動。ヒンドゥー教の寺院・パシュパティナートの裏から、MTB走行が始まります。



ちょうど麦が穂を垂れる美しい時期でした


麦畑に赤い衣装が映えていました。

【バクタプールへ到着】


古都バクタプールの町でランチ。
1000年の歴史が今もそこに息づいています。

チベット密教の細密画の学校を見学。

バクタプールの五重塔には、こんな彫り物も。生殖=聖なるもの、という考えがそこにはあります。


再び出発!


ん?なんでこんな道路に麦が・・・?
道路に刈りとった麦を並べて、クルマに踏ませて脱穀するのもネパール流?
 お仕事の手伝い、しっかりさせて頂きました



カトマンズは盆地。その縁まで登ると、ヒマラヤの大展望が開けます。そこまでは勾配の少ない、気持ちいい道を選んで登りました。


子供たちのナマステ〜(こんにちは!)の声に
こちらも大声でナマステ!で応えました。

                      



徐々に高度を上げていく。
カトマンズ盆地が遥か下方に見えてくる。
エライぞ自分!



ペダルをこいでいればいつかは着く・・・自転車って楽しい!



カーブを曲がると、ヒマラヤが! まだこれで驚いていてはいけないのです!


【ナガルコット到着!】


そして上り詰めたところにあるホテルに到着。
早速みんなでカンパ〜イ!   


よく頑張って登ってきたぞ!
チコリンの目には涙が・・・。

   

夕暮れ近くになって、赤く染まるヒマラヤを、言葉を忘れて、みんなで眺めていました


山をバックに、こんなふうに飲んだり


みんなで写真を撮ったりして、日が暮れるまで過ごしました


  
そしてディナー

そして部屋でネパリラム酒を飲みながら語り合いました。


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